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2012年04月28日

こばん



















愛猫・こばん

2000年に
友人の真理さんから 譲ってもらった。

こばんが真理さんに拾われたのは
ちょうど12年前のGWだった。


家族で墓参りに行ったら
猫の鳴き声がした。
細い声を辿って行くと、
墓地の裏山に黒いビニール袋があり、
声はその中から聞こえたらしい。
ビニール袋は口が閉められていた。

甲府の山手。
小雨も降って寒い中、袋を開くと
4匹の子猫。

まだ目も開いてなくて
すでに硬直しかけている子もいたそう。

すぐに住職さんに相談すると
『動物センターは休みだなぁ…』と一言。
『動物センターで処分させるくらいなら!』と真理さん家族は家に連れて帰った。

硬直が始まっていた子も
タオルで拭きながらさすってあげると
息を吹き返した。

それから約2ヶ月
真理さんとママが交替で
2時間おきにミルクを飲ませ、
猫達は元気に育った。

でも、さすがに4匹は飼えない。
真理さんちには、もともと飼い猫もいた。

で、私は新居に2匹を引き取ることにした。
オスはこばん
メスはふく…と名付けた。

しばらくすると真理さんが
ふくちゃんを里子に出さない?と言ってくれ、ふくは甲府に住む真理さんの知り合いに引き取られた。

当時、山梨の八ヶ岳の麓に住んでいたんだけど、猫は新築の家を傷つけるって反対された。

そんな人間の都合はお構い無しに
こばんは元気に庭を走り回り大きくなった。

そのうち、実家の徳之島に帰ることになる。

ところが、島に着くやいなや
隣のおじちゃんちのオス猫の一撃を受け、
タマタマに深い傷を負う。

直ぐに緊急手術で、命は取り留めるも
オカマちゃんに変身。

その後、沖縄にも渡って来るが、
畑を自由に駆け回る徳之島ライフから
狭い家に閉じ込められてばかりの沖縄ライフ

ストレスMAXで
私を攻撃しまくる。

仕方なく、実家の親に頼んで
世話してもらっていた。

帰省する度に、私の部屋に上がってきて
必ず枕元で寝た。

沖縄に帰る朝は必ず
外まで見送りに出てくれた。

年を取るにつれ、
ヨダレをたらしまくり、
こっれが臭くて!!

母にはよく苦情を言われたなぁ。

でも、タマタマを取って以来、
とっても穏やかで、
鳴き声ひとつ上げない、
でしゃばらない性格。
体は大きくて、一時は8kgくらいあった。
顔は私の手の平と同じくらいあったね〜。

憎めないヤツだった。


今朝、おじちゃんちの床下で
亡くなってるのが見つかったと
姉から連絡があった。

親に任せっきりで
な〜んにもしてやれなかった自分が悔しい。

ペットも家族も友達も
一生懸命
全力で愛しましょ〜ね!!


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Posted by taka at 20:59 │ペットのこと

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